「起業の科学」について その1

みなさんこんにちわ、総長のAKIRAです。今回は日経BP社から出版された「起業の科学」(著者:田所雅之)という書籍を題材にして色々と綴りたいと思います。

だいたいこの類の本は「こうすればうまくいく!」という胡散臭いものばかりだというのが私の持論です。にも関わらず思い切って読む気になりましたのは、書籍のサブタイトル『失敗の99%は潰せる』という文句に惹かれたからです。

確かに、これだけはやっちゃいかんだろ!、という原則はあらゆる分野で明確に存在するものだと思います。そのようなわけで、この書籍には得るところが多いのではないかと信用&期待して読み進めている次第です。

この本の序盤で著者は「スタートアップはタイミングが命」と述べており、その根拠を示すべく、ある有名投資家の調査データを引用し説明しています。その調査データとは、米国人投資家・連続起業家のビル・グロス氏が自らの経験に基づいて調査し発表した「スタートアップの成功要因トップ5」というものです。

【スタートアップ200社の成功要因トップ5】

1、タイミング(42%)
2、チーム(32%)
3、アイデア(28%)
4、ビジネスモデル(24%)
5、資金(14%)
(※ここでいうスタートアップとは、地道な成長を目指すスモールビジネスのことではなく、株式公開や大企業への売却を目指す、いわゆる“スケールする”新事業のこと)

つまり成功したスタートアップを調査すると、もっとも大きい成功要因は資金力でもビジネスモデルでもなく、タイミングだというわけです。これを説明したビル・グロス氏による講演がTEDで公開されているのでご興味のある方はぜひ観てください。
https://www.ted.com/talks/bill_gross_the_single_biggest_reason_why_startups_succeed?language=ja#t-387518

その好例として“クレイジーなアイデアだが結果として大成功した”と言われるAirbnb(エアビーアンドビー)が挙げられています。Airbnbは「そんなの絶対にうまくいかない」「治安の悪いアメリカで、見ず知らずの人を自宅の一室に留めるなんて狂気の沙汰だ」と創業前から言われていたというのです。

確かにその通りです。しかしなぜ、全米を席巻するサービスに急成長したのでしょうか。この続きはまた次回に。

つづく